こんにちは!(^^)!中川えりです!
2月1日にイエリの家(スーパーウォール工法)表面温度を
測定したブログを書きました。
※参照⇒⇒ http://www.ieri-house.com/blog/1004/
1~2階で上下の温度差は最大で約2℃でしたね!
快適でヒートショックを予防できる数値「5℃以内」を
余裕でクリアという結果でした(^^)
今回は、私の実家で実験。。。
築30年以上の在来工法の家の表面温度を測定しました。
(NO高気密高断熱の家)
古い家ですのでお見苦しい点もあるかと思いますがお許しください。。。
測定日:3月1日(火)
時間:15時
その時間の外気温:6℃
外の湿度:53%程度
暖房機器:灯油ファンヒーター、ホットカーペット
ウッドデッキにある温湿度計
私の実家は非常に寒く、常に灯油ファンヒーターを20℃設定で
ビュービューに炊いています。
一歩ファンヒーターの前から離れたらとても寒いし
ファンヒーターの前にいると、顔や目が乾く。
まずは、リビング(ファンヒーターの前)の床。
人が集まる場所というか、ヒーターの前の取合いです。
ホットカーペットがついていたので
「33.7℃」
外気温6℃の割にぬくぬくです。
エネルギーを非常に駆使しています。
リビング天井は
ファンヒーターの設定どおり
「20.5℃」でした。
まずまずです。
ここはまだ、ファンヒーターの温かさが上昇して
溜まっている場所なので、当然の結果でした。
続いてはリビングのはきだし窓付近。
一気に冷えて「12.9℃」
一枚ガラスで高気密・高断熱という言葉さえない時の住宅なので
当然ではありますが、窓付近は寒い。
冷気を感じます。
ちなみに窓のアルミ枠はしっかり冷えて
「8.3℃」
窓の近くと他では同じリビングでも
大きな温度差があります。
一歩廊下に出てみます。
廊下の表面温度「10.1℃」
その先の玄関かまち。
「9.3℃」
玄関天井(2階)
「11.3℃」
やはり、床面よりは天井面の方が温度は高くなっていますが
リビングから一気に10℃以上さがっていることになります。
トイレや風呂へは廊下を通らないと行けないので
かならずこの寒い廊下を移動します。
さらに、脱衣場の床。
ここで最低温度「7.1℃」でました。
ちなみに窓あけていません。
ジワジワと窓から冷気が入ってきているだけです。
このリビング⇒脱衣場への移動での温度差が
「ヒートショック」を引き起こします。
全国でも家の中での死亡事故の第一位は
ヒートショックによる「風呂での溺死」です。
この温度差で、血圧の上昇がおこり、
脳卒中や心臓発作を引き起こすことが原因となっています。
家の中での「温度差が少ないこと」が大切なのです。
実験に戻り増して、脱衣場の天井
「9.5℃」です。
床より少し高いくらいでした。
この実験から何がわかるかと言いますと
私の実家は、すき間が多いので
たくさんのエネルギーを使って(灯油やホットカーペット)あたためては
どんどん熱は窓やドアから外部へ逃げていきます。
だから寒いので、またたくさんのエネルギーを使います。
イエリの家では、少しのエネルギー(エアコン)で
十分蓄熱されるので、送風もゆるやかで不快感が少ないです。
それに、温度差による「ヒートショック」が起こりやすい温度差は
5℃以上とされています。
私の実家で、日々10~20℃の温度差を移動していることになりますが
血圧の高い母などには特に「ヒートショック」の危険が潜んでいます!
まだまだ若いようでも、家の中での事故には本当に気をつけて
ほしいです。
以上、一般的な家の表面温度の測定実験でした。
【伝えたいこと】
実家は寒い。
温度差は危険。
実家の温度差は20℃以上。
イエリの家は2℃以内。
犬はヒーターの前でぬくぬく。
動かそうとしたら「ウー」。