こんにちは、イエリの竹内です。
注文住宅が多い弊社ですが、リフォーム工事も多く行っております。
近年、省エネリフォーム・耐震リフォームについても多くお問合せを頂くので
この度「スーパーウォール工法リフォーム」を導入しました。
弊社が活用している断熱材スーパーウォールのリフォーム版になります。
今日はこちらのリフォーム工法についてご紹介したいと思います。
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リフォームで新築・高性能住宅レベルの「快適・健康」」空間に。
日本の既存家屋のおよそ90%が現行の省エネ基準に満たない断熱性能の足りない住宅です。
このリフォームでは、今あるお住まいを
壁・天井・床・開口部(窓・玄関)すべてを断熱改修することで
高性能住宅化できます。
寒い季節に家のどこにいても足元まであたたかい「快適」「健康」「省エネ」
を実感できる暮らしをご提案できます。
⇓参考動画
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この工法では、さまざまな既存住宅の状態に合わせて3種類の方法があります。
■築20-30年程度・・・外壁外張(既存の外壁の上から断熱+新規外壁工事)
■築30-40年程度・・外壁張替(既存の外壁を撤去し、断熱+新規外壁工事)
■築40年以上・・・スケルトンリフォーム(既存の外壁・断熱を撤去し、断熱+新規外壁工事)
この3つになり、下にいくほど大規模工事となります。
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内容はさまざまですが、
断熱材+外壁、床、天井(屋根下)、窓、玄関、換気システムを新しくすることで
この工法を活用した過去の平均Ua値=0.46前後を目標とするリフォームになります。
Ua値=0.46とは、弊社の新築住宅の断熱性能Ua値と同等レベルの性能になりますので
新築住宅と変わらずお住まいを断熱化リフォームすることができます。
また全棟で新築同様、全棟気密測定+性能報告書の発行+断熱材における無結露保証35年
を品質保証として発行しております。
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このスーパーウォール工法リフォームを行うにあたり、
事前に3つの診断があります。※オプションです
■お住まい断熱診断・・天井裏・床下にもぐり現地調査をし、既存住宅の壁を壊す事なくサーモカメラを利用して家の断熱性能U値を測定、既存住宅の性能値を計算していく診断です。
■お住まい健康診断・・既存住宅の調査を行い、屋根・軒裏・開口部・バルコニー・外壁・基礎・床・壁・設備等を診断し、劣化項目を報告します。各項目の劣化が多い場合には、リフォームより建て替えのご提案となります。
■お住まい耐震診断・・現地調査を行い、耐震診断を行う上で必要な筋交いや金物の有無、劣化状態を確認し、調査に基づいた多芯寝台結果を報告します。
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耐震に関しては、近年地震も増えリフォームをすると気になると思います。
弊社では耐震について見極めるポイントとして、
「耐震基準がいつのものであるか?」
を重要視しています。
下記のイラストのように「旧耐震」「新耐震」「現行基準」とあり、
大きな地震ごとに耐震基準が改正されてきました。
大きく分けて「1971年以降か」「1981年以降か」「2000年以降か」で判断しています。
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これらの事を総合的に検討して、
リフォームか建て替えかを検討していきます。
既存リフォームを活用して、思い入れのあるご実家を省エネリフォームするなら
新築同等の性能を有するこの工法をご活用ください。
いつでもご相談ください。
By 竹内